積極性のある子を育む『成功の5ステップ』

そこで、本日は、

“チャレンジ精神の養い方”

について、
お話ししたいと思います。

特にお子さんの成長には
自分自身の考えと判断で
前進することが
とても大切です。

お子さんの将来のためにも
是非ご覧になってください。

まずは、
新しいことに取り組む時の
心の動きを見てみましょう。

例えば、お子さんが、
試合中に出塁したとします。

出塁した時に

○ピッチャーの隙を狙って
 盗塁を試みる姿勢

がチャレンジ精神がある状態です。

この前向きな状態とは逆に

●どうせうまくいかないだろう
●せっかくのチャンスを
 無駄にしたくない

と考えて盗塁をしない状態は
チャレンジ精神が
萎えている状態です。

盗塁に失敗しますと
傷つきますし、
折角のチャンスも
無駄になります。

自分が傷つき、
失敗することを恐れるため
挑戦することなく
無難に事を収めようと
してしまうのです。

チャレンジ精神を養う上で、
最大の敵となるのは
“失敗への恐れ”です。

しかし、失敗を恐れて
引き下がっていては
何の進歩もありません。

ここからは
失敗に打ち勝つ方法を
具体的に紹介していきます。

失敗にとらわれず、
挑戦するための5つの方法が
効果を発揮します。

その5つの方法とは、、、

===============

1.お手本となる人を見つける
2.何もしないことを恐れる
3.過程を重視する
4.小さな成果を意識する
5.失敗も経験と捉える

===============

です。

では、1つずつ
詳しく解説していきましょう。

〔1.お手本となる人を見つける〕

自分と同じ
チャレンジをした人がいれば
とても心強いですよね。

お手本となる人が行ってきた
方法や手段を参考にして、
自分の挑戦で活かすことが
できるでしょう。

そのような道しるべとなる人を
見つけてあげてください。

また、身近に
励まし勇気づける人がいると
とても心強いものです。

あなたはお子さんの
最も身近な理解者として、
常に励ましてあげてください。

〔2.何もしないことを恐れる〕

挑戦をする上で
実は、何もしないことが
一番恐ろしい事です。

チャレンジした場合、
失敗したとしても
行動に移したことで自分の中で
納得することができます。

しかし、
チャレンジせず、
何もしなかった場合
いつまでもモヤモヤした気持ちを
抱えることになるのです。

若いころ挑戦しなかった事を
後悔する大人はたくさんいます。

お子さんが大人になった時に
子どもの頃の自分を
後悔することがないように
してあげたいものですね。

失敗よりも何もしないことこそ
恐れるべき事なのです。

〔3.過程を重視する〕

新しい事にチャレンジする時、
どうしても結果に
フォーカスしてしまいます。

結果に囚われるあまり
失敗を恐れ、
チャレンジ精神を
失ってしまうのです。

しかし、
新しいことにチャレンジする時、
過程に着目してあげてください。

なぜなら過程にこそ、
成長のきっかけは
潜んでいるからです。

チャレンジの過程に潜む
成長のきっかけが見えていれば、

成功の見込みが薄くても
果敢に挑戦することが
出来るようになるでしょう。

〔4.小さな成果を意識する〕

大きな成功を
一度に達成することは
できません。

大きな成功は
小さな成功の積み重ねで
成り立っています。

最終目標ばかりに
目を向けていては、
進歩が無いように思い、
チャレンジ精神が
萎えてきてしまいます。

チャレンジし続けるためにも
小さな成功を意識してください。

小さな成功を意識することで、
モチベーションを維持し続ける
事が出来るようになります。

〔5.失敗を経験と捉える〕

成功は数多くの失敗の上に
成り立っています。

この成功の成り立ちを理解すると
失敗が怖くなくなります。

有名な発明家のエジソンも、
膨大な量の失敗の上で
数多くの発明に成功しています。

そのエジソンが残した言葉に

「失敗しているのでなく、
上手くいかない方法を
見つけただけだ」

というものがあります。

この言葉から

『失敗なくして成功はない』

と理解することができれば、
挑戦することが
恐くなくなるでしょう。

以上、ご紹介した
5つのポイントを踏まえて
お子さんと接してみてください。

例えば、
盗塁に挑戦しようとしている
お子さんを支えるのであれば、

~~~~~~~~~~~~~~

1.盗塁の上手い先輩の姿を
  よく観察するように伝えます
      ↓
2.盗塁を試みなければ、
  今より得点のチャンスは
  少ないこと説明して
  勇気づけてあげましょう
      ↓
3.スタート・走り方
  スライディングなど
  項目ごとに細かく出来を
  確認してあげましょう
      ↓
4.以前より早いタイミングで
  スタート出来ているなど、
  経過に気付いてあげましょう
      ↓
5.失敗したとしても
  試合など緊張する状態で
  盗塁をしようとした
  勇気を称えてあげましょう

~~~~~~~~~~~~~~

このような手順で
サポートしてあげてください。

間接的なサポートとはなりますが、
お子さんが一度失敗しても、
また新たな挑戦をできるように
支えてあげることが大切です。

最大の理解者がいることで
きっと失敗を恐れず、
チャレンジ精神にあふれる
お子さんに成長して
くれるでしょう。

さて、本日の内容を
まとめますと、、、

本日は

“チャレンジ精神の養い方”

について解説しました。

チャレンジすることは
お子さんの成長にとって
非常に重要です。

時には、失敗することも
あるかと思います。

しかし、失敗することで
見えてくることも
たくさんあります。

何事にも躊躇なく、
チャレンジできるよう
近くで見守りつつ
上げて下さい。

是非、本日の内容を基に
指導してみてくださいね。