フラフラ防止!不思議と強打の感覚が身に付く工夫とは?

本日は、

“足のグリップ力を鍛える
 メリットと有効なトレーニング”

について解説をして
いきたいと思います。

確かに質問に合った通り、
強くグリップできれば、
反動を使って強力なインパクトを
作ることができます。

ケガをしにくく、
インパクトを強くする
トレーニングをご紹介しますので、
ぜひ、お試しくださいね。

さて、まずは、
『グリップ力とは何か?』
ということからですね。

グリップ力とは主に、

◆足の指の力
◆足の内側にある内転筋

この2つの筋肉で決まります。

まずは、
『足の指の力』ですね。

最近は靴の進化によって、
畳での生活が少なくなって、
足指の力が弱いと言われています。

とはいえ、普通に
ランニングをしていたり、
運動をしていれば、
十分とも言えるでしょう。

どちらかというと、
問題になってくるのは、

パフォーマンスを上げるために
つま先が小さくすぼまった靴が
多くなってきたことです。

靴を履いたときに
中で指がすぼまってしまい、
指を曲げた状態で
固まってしまうのですね。

だからこそ、
ぜひ、やっていただきたいのは、
フローリングでも良いので、

“足の指の力だけで歩く”

ということですね。

裸足になって、
芋虫のように足指を使いながら、
前に進んでいきます。

まずは、シューズを脱ぐ、
ということが大切ですので、
1mだけでもやってみましょう。

これを繰り返すことで、
筋肉が強くなるということは
あまり期待できませんが、

“足の指を使う感覚”

を養うことができます。

あの野村監督も

「インパクトの時には、
 親指でボールを押せ」

と指導するくらいですので、
強く地面をグリップする、
という効果を感じられるはずです。

更に重要になるのは2つ目、
足の内側にある筋肉、
『内転筋』ですね。

内転筋については、
落合監督がバッティングで
重要視するポイント
としてあげています。

スイングで遠心力がかかった時、
身体が振り回されるのを防ぐのが
この内転筋だからです。

トレーニングの方法としては、
2ステップに分けて行いましょう。

~~~~~~~~~~~~~~
【1.初級トレーニング】
立った状態で
トレーニングボールを膝で挟む
     ↓
スクワットのように
前かがみになって
ボールを潰すようにする

【2.応用トレーニング】
膝を90度くらい、
ハーフスクワットの姿勢で
トレーニングボールを膝で挟む
     ↓
この姿勢からボールを潰す
~~~~~~~~~~~~~~

これらの練習では持久力も
つけていきたいので、
30回~50回くらいを
目安に行っていきましょう。

最初は初級だけでも
きついはずですので、
こなしているだけでも
かなり効果は出るはずです。

また、もしも近くに
トレーニングボールがない場合は、
最悪、枕を挟むようにして
行っても構いません。

その際は落とさないように、
30秒~50秒キープする、
というようにすると、
同様の効果を出すことができますよ。

良い選手というのは、
バッティングで腰が綺麗に回るので、
素振りを続けていると、
内転筋が疲れてきます。

この練習をすることで、
回転動作を強めるだけでなく、

正しいバッティングでの
下半身の使い方を覚えられるので、
ぜひ、行ってみてください。

さて、本日の内容を
まとめますと、、、

本日は、

“足のグリップ力を鍛える
 メリットと有効なトレーニング”

について解説しました。

グリップ力とは主に、

◆足の指の力
◆足の内側にある内転筋

この2つの筋肉で決まり、
これらが鍛えられると、
回転動作が強まってきます。

正しいバッティングでの
使い方を覚えられると共に、
パワーを引き上げられますので、

ぜひ、強打者になりたいお子さんは
実践していただきたいですね。

また、振り回されてしまって、
フラフラしてしまう子にも
非常に有効ですので、
そういった方もお忘れなく。

是非、本日の内容を基に
挑戦してみて下さいね。