【5分で実践】ホームランを生む“グリップ”のヒミツ

『インパクトを強力にするグリップの位置と判別法』についてです。

小学生や中学生くらいの年代、特に低学年のお子さんは、

●ボールに押し負けて、
 強打を打つことができない
●速球に振り遅れてしまう
●バットを振る際に、
 身体が泳いでしまう

ということが多いですからね。

実はこういったお悩みは、
“グリップ”が影響しており、
位置の調整だけでも、
大きく改善できることがあります。

グリップの位置を見直せば、
スイングスピードが早まり、
打率も高めることができるので、
非常に重要なポイントですよ。

身に付けておいて、
絶対に損はないので、
ぜひご覧ください。

さて、改めて、
解説していきますが、

『スイング中のグリップ位置』

を確認してみてください。

例えば、インパクト時に
グリップ位置が高い選手は、
いわゆるアッパースイングになり、
フィニッシュが安定しません。

当然ですが、
インパクトの位置は、
グリップの位置で決まります。

バットの付け根、
一番元となるわけですからね。

だからこそ、
レベルスイングにするためには、
グリップもレベル軌道に
する必要があるのです。

おすすめのチェック法としては
ゆっくりと素振りをしながら、

『インパクトしたい位置』

でグリップがどこにあるのか
ということを確かめましょう。

先程もお話しましたが、
上にいったり、下にいったり、
フラフラしているのは、
スイングが不安定な証拠です。

また、グリップの位置が、

『インパクトの瞬間まで
 身体の近くにあるか』

ということも
意識してください。

インパクト前に脇が空くと、
懐に余裕がないので、

●スイングスピードが上がらない
●肘が伸びきってしまい、
 インパクトに力が出せない

という状態になるからです。

逆に言えば、
グリップの位置が、

◇レベル軌道から上下にぶれない
◇インパクトの瞬間まで、
 身体の近くを通っていく

というようになれば、
一気にスイングが改善します。

現在の状態よりも
スイングが強くなるので、

『ボールが当たったら、
 バットが止まってしまう』

というようにボールに
負けてしまうことも
少なくなるでしょう。

“ストライクゾーンの
ど真ん中をインパクトする”

という意識をもって
グリップの位置を
見直してみてくださいね。

また、蛇足にはなりますが、
スイングを強くしたいなら、

『実践でも練習と同じく
 空振りする気持ちで振り切る』

ということも大事です。

素振りでは振れているのに、
試合やバッティングセンターでは
フルスイングができない
選手はたくさんいます。

それは、ボールを意識すると

“合わせにいってしまう”

からですね。

練習から合わせにいけば、
同じようなスイングに
なるのだと思いますが、

そう上手くは
いかないのが事実…

色々な高さ、コース、
軌道があるのは分かりますが、
当たっても飛ばなければ
面白くないですし結果も出ません。

「空振りするのが怖い」

と思っても、
素振りと同じように
しっかりと振ることを
意識していきましょう。

必ず結果はでるはずです。

完璧を目指していたら、
上手くいかないことばかりです。

「何がおかしいと感じているのか」
「お手本と何が違うのか」

ということを意識して、
問題を解消していくことを
常に意識してください。

本当に上達速度が変わるので、
ぜひ、お子さん、そして
親御さんの意識を高めるために
心の中で質問してみてください。

さて、最後にまとめましょう。

本日は、

『インパクトを強力にする
 グリップの位置と判別法』

についてお話しました。

“スイング中のグリップ”が、

◇レベル軌道から上下にぶれない
◇インパクトの瞬間まで、
 身体の近くを通っていく

というようになっているか、
素振りをゆっくりしながら、
確かめていきましょう。

グリップの位置が正しければ、
必ずスイングは改善しますからね。

○スイングスピードが上がる
○インパクトで力負けしなくなる
○最後までボールを見て、
 打率高く打つことができる

という効果がありますよ。

是非やってみてください。