✫脳のフル回転”を助ける3つの生活習慣

「集中力が高い子はどんな競技でも成功しやすい」

このようなイメージは、あなたもお持ちだと思います。

もちろん、短時間で
学校の宿題や勉強をこなす、
勉学面においても集中力は不可欠です。

平昌オリンピックで
見事、金メダルを獲得した
羽生結弦選手も

非常に高い集中力を
持っていると言われますね。

・予期しないトラブルがあっても…
・コンディションが最低でも…

練習通りのパフォーマンスを
発揮できるのは
「並外れた集中力」があるからだといわれています。

では、どうすれば集中力は向上するのでしょうか?

有名な「100ます計算」を開発した陰山英男さんによると大切なのは「生活環境」だそうです。

小・中学生の時期は
子どもに集中力を身につけさせる
絶好のチャンスです。

そこで、今回は・・・

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1:睡眠習慣
2:読書習慣
3:リビングでの勉強習慣
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3つの生活環境の
ポイントをご紹介します。

では一つずつ
ご説明していきますね。

【1:睡眠習慣】

睡眠は子どもの
脳の成長に重要なものです。

「集中力がある」とは
「脳をフル回転させる力がある」
ということです。

しかし、十分に休んで、
フル回転できる力が溜まらなければ、
集中力を高く保つことはできません。

とはいえ、スマートフォンや
テレビゲームの台頭により、

近年の子どもたちは
睡眠時間が短くなっています。

それが原因で全国的に
学力が低下している、
という発表もあるくらいです。

しっかりと睡眠をとることは、
学校やクラブで嫌なことがあったり、
イライラした場合でも、

脳を休めて気持ちを切り替える
ためにも非常に重要になってきます。

そこで、ぜひ、実践したいのは、

◇夜9時~10時には就寝
◇朝6時~7時に起床

といった習慣を
小・中学生のうちから
身に付けること。

もし可能であれば、
お子さん自身で管理しやすいよう、

ご家庭内でも夜9時か10時には
テレビを消して
静かな環境を作ってあげましょう。

集中力を高めるためには
まず「脳を休めること」ですよ。

【2:読書習慣】

読書と集中力には
密接な関係があります。

実際、読書によって
気分が落ち着き
感情が整えられるとして

精神医療の分野でも
取り入れられています。

気持ちが動揺していたり
脳が緊張している状態では
集中できません。

スマートフォンやゲームが
普及している現代にあっても
子どもが本を読むことには
大きなメリットがあるのです。

子どもが小学生低学年であれば
「読み聞かせ」でも構いませんので、
ぜひ、話を想像する習慣をつけましょ。

声のトーン・表情・感情を
豊かに表現して読んであげれば、
子どもは「集中して」
聞くことができるはずです。

お子さんがある程度大きくなれば

『家族で図書館に行って
 好きな本を借りる』

というのもおすすめです。

読んだ後
親子で感想を話しあうと、
お子さんの価値観や
思考回路を知るのにも役立ちます。

集中するための
精神状態を作り出すためには
「読書」ということですね。

【3:リビングでの勉強習慣】

「集中しなさい」と言うよりも
「集中できる環境」を
作ってあげられれば、

自然に勉強をし始める、
という専門家がいます。

そして、テレビなどでも、
リビングで勉強することが
勧められるようになりました。

リビングという1つの空間の中で
「食事・勉強・リラックス」
という生活スタイルを完結させることは、

子どもたちの精神状態的にも
ストレスが極限まで少ないものです。

ですから、とても
理にかなったことなんです。

この時のポイントは
時間の使い方です。

『時計を見やすい場所に設置する』

というのが良いでしょう。

無制限にダラダラと
勉強するのではなく
決められた時間の中で

勉強することによって
集中力が身に付きます。

さて本日の内容をまとめますと、、、

“お子さんの集中力を高める
 3つの生活習慣とコツ”

について解説しました。